安定化電源プロジェクト(1)基本動作確認
安定化電源を自作しようというプロジェクト
【目指す仕様】
・ブレッドボードで使うレベルで取り出せる電流はMax1A
・可変できる電圧範囲は0-10V。特にゼロボルトからスイングできるようにする。
・また市販の実験用の電源と同じく、CC,CVモードを完備する。
・出力している電圧、電流をモニターして表示する。
・単体の電源としても使えるが、PCからUSB経由で接続すれば、PCのプログラムで制御し動かせるようにする。
といったものをめざす。
【LT3080】
ゼロボルトからという点にこだわると可変レギュレーターの中でも、よく使われるLT3080を選択する事とした。文献も多くて作りやすいと思ったから。秋月で入手性もよいのも理由。
【テスト回路の作成①】
データシートに載っているこの回路を全くそのままブレッドボードに。15uFの電解コンデンサーが手元になかったので22uF(50V)を利用、それ以外は上の構成ならびに、抵抗等の値は同じ。
LT3080Tは、5本のリードが出ているTO-220。ブレッドボードにそのまま刺す事ができない。かと言ってテストで半田してユニバーサル基板に組んでしまうと、一つ750円もする結構お高めなレギュレーター。そこで、
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g112264/
XHコネクタのコンタクト端子に抵抗の足の金属を取り付け、LT3080Tの足に刺す事で電気的コンタクトを取るようにする事で配線を行った。
【テスト回路:CV 電圧出力】
まず、負荷抵抗に10kΩの抵抗を付けて、電圧の範囲を調べる。
1MΩ側の可変抵抗を回してあげて、下限と上限を調査する。
この構成では0.3V~9.7Vの範囲で調整ができた。
下0.3Vの方は、負荷に最低電流0.5mAは流れないと出力をしない。0.3mAぐらいまでは出力するよう。(この点は、ゼロからできるようにと後ほど対策をする予定)
上は入力を12Vとしているが、CCのLT3080を超えた時点でVinが1.3V降下するので、2段で2.6V。入力が12.3Vあったので、2.6V引くと丁度9.7Vになる。まあ10Vにやや届かないがここは予定通り。
【テスト回路:CC 電流制限機能の確認】
出力を3.3Vにしてあげて、
負荷抵抗に1/4Wの68Ωの抵抗を二つ並列に接続(34Ωの1/2W)。この時、デジタルマルチメーターを抵抗に直列に入れて、電流を測定できるようにしている。
理論上は、3.3Vを34Ωの抵抗の両端に印加するので、約97mAの電流が流れる。この時の消費電力は0.32Wなので、1/2Wの抵抗なので余裕はある。
この状態で、CC側の可変抵抗を絞っていって制限がかかるか確認する。
92mAを下回った所で制限がかかる。50mA程度に制限をしてみる。
これでCC(電流制限)が上手く動いている事が確認できた。
コメント
コメントを投稿