3~4V→5V 昇圧回路 ME2108A50PG
Liポリマーのバッテリーを電源とするが、5VでないといけないICを駆動する必要があり、昇圧回路が必要に。
昇圧回路を作った事がないので、ここしばらく通勤途中とかの時間で調べてみた。
① MC34063
定番らしい。秋月とかでも購入が可能。また、TJ34063AGDやNJM2360ADといった互換のICも入手可能。日本国内でも入手しやすい。しかし部品点数は少ないといいながらも結構ある事とそのため面積も結構かかる。一つ手元にもっておくと便利なIC。今回は5Vと決め打ちでよく、12Vなどに昇圧する必要がないし1Aというよな電流を取り出す必要がないという事で、自分でLTspiceでシュミレーションする事までやってみて採用するつもりでいたんだが今回は採用を見合わせ。また設計する機会があった時にメモだけ。
・設計時に各部品のパラメーターを計算してくれるソフト
https://sourceforge.net/projects/mc34063uc/files/1.1.0/
・LTspiceでのシュミレーション
https://note.com/amr1/n/n6847344cad15
② ME2108A50PG
中華ICで5V決め打ちになるが、小型でかつ部品点数が少ない。アマゾンとかで売っているモジュールに採用されているIC。
電圧が5V出力とICの選択で決め打ち、かつ周波数も180kHzと固定なので、非常に部品点数が少なくて、小型にできる。という事で今回はこちら。
【データシート】
【部品】
メインのICはAliExpressで調達。
【回路図】
基本的にはデータシートに載っている回路構成で回路図を書いてみた。使う部品の値は、ネットで調べて。
データシートに記載があるが、出口のキャパシターは、10uF以上が推奨。小さいのはリップルが大きくなる。また、耐電圧は出力電圧の3倍は確保。内部のトランジスタがoffする際に、高い電圧が負荷される。表面実装のチップコンデンサは、耐圧が6.5Vとか低いものが多いので利用する場合はこの点は配慮して部品選定する。ユニバーサル基板やら変換基板やらを使って各コンポーネントをブレッドボードに刺せる形ににしテスト。
この例だと本来は表面実装部品を使うがここではバルクで10uFのコンデンサを3つ並列で使ってみた。
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