PCB基板ホルダーをつくってみた(3Dプリンター使うが300円以下)

 

半田の作業をする時、PCBをホールドするツールを作ってみた。

いろいろ基板の固定の方法があるが、”EleksFix”という商品名で検索すると出てくるピンで固定するタイプを作ってみた。あくまでイメージであって、そんなに凝ったものを作るつもりはない・・・。何せ今まで使っていなかったのだから・・。



ダイソーで売っているブックエンド。税込み110円。
これを平らな鉄の板としてベースに使うために、ジグソーでばさりと切断。(鉄鋸でがんばるというのでも切れるとは思う)


続いて、マグネット。
ダイソーで購入したマグネットが、直径6.5mmで厚さが2mm。
あとは、六角のネジとナット。M4の長さ30mm。たまたま転がっていたので。
(ナットを写真いれるの忘れた。)

3Dプリンター用のデータの作成。ネジの頭に接着剤でマグネットつけて、ナット複数とワッシャーで基板を挟めば、プリンターなくても出来そうだが、ここは用意してみる。

Φ=15mmの円柱、高さは2cmとした。ネジが通る4.5mmの穴を中央に。ネジ頭が入るようにクリアランスをとって7.25mmで深さがネジ頭4mm+マグネット2mm合計6mm+0.1mm


押さえる側は同じくΦ=15mmで高さ10mm、そこにナットが収まるようにザグリを入れる。ザグリ深さは5mmとちょい深め(金属を接触させたくなかったので)。簡単に回せるように、周囲に、凹凸をつけてみた。


3Dプリンタで打ち出したものに、ネジ、マグネットとナットを装着。

くみ上げて、基板をホールドしてみた。
いつも半田の作業をしてる実体顕微鏡の下に配置してみる。

位置を変える時はベースの板ごと動かしてもよいし、マグネットの強さが程よい感じで、ずるずると鉄の板の上で位置を変えられるが、半田作業ぐらいだと動かなさそう。
ほんと、電子工作を趣味を言っておきながら、これまで手でおさえたり、ラジオペンチで抑えたりとしていたのがばからしく・・・そうそうに用意しておけばよかた・・・

後々に、フレキのアームを用意してクリップで線も固定できるようにしたり、プローブを落とせるようにしたりと・・・









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