ATtiny85 4key keyboard 基板設計と発注

 

プロトタイプができたので、今回は、ユニバーサル基板ではなくて基板を起こす。USBのタイプCで接続したく、結構ファインな間隔なので、空中配線できない訳ではないが、強度とかを考えてというか、見た目でかっこよくしたい!


【キーボードライブラリー追加】

キーボードを作った事はないので、下調べすると。大抵foostanさんのライブラリーを入れるとのことで、
をいれる。
DLしたkbd-main.zipを解凍して、C:\Users\ユーザ名\Documents\KiCad\Mylibraryとかの下にコピー。
Kicadの設定ーシンボルライブラリーの管理から
コピーしたフォルダにあるkbd.kicad_symを指定する。


Kbdの下に、いろいろ見えるようになる。

【回路図の作成】

このライブラリーのSW_SWICHを配置して、回路図を作成。
USBのポートは、タイプCのメスが手元にあるので利用。


製品の図面と見比べると、Connector_USB:USB_C_Receptacle_GCT_USB4105-xx-A_16P_TopMnt_Horizontal
が一致するので選択した。

今回はUSB以外は、表面実装部品を使わずプロトタイプそのものを使うので上記のようなフットプリントの割り当て。
 久々にKicad使った、それも新しいバージョン7なので、スパイスモデルのエラーが”フィールドからシュミレーションモデルを読み込めませんでした。”とエラー出る。対処昔やったが、再掲すると、これエラー画面を適当に右クリックして、違反の深刻度、”SPICEモデルの問題”を無視にチェックを入れる。

【レイアウト】

レイアウトはこんな感じ。USBタイプCのメスから出たらすぐにビアで裏面に落として、裏側で配線をかける。複雑でもないし、大きい回路なので、すぐに配線は終えられる。
 予備知識として、キーボードの間隔は19.05mm間隔。19.2mmが良いという記載も見た0.15なのでなんとでもなると思って標準的な19.05mmで並べる事にした。


USBコネクタまわりはこんな感じ。
今回は、jlcpcbに発注を想定。jlcpcbの製造番号が適当に入れてくれるが、今回は位置を指定。指定の方法は、
https://jlcpcb.com/help/article/50-How-to-remove-order-number-from-your-PCB
に記載があって、”JLCJLCJLCJLC”をシルクに入れておけばよいとのこと。


【ガーバーファイル準備】

出力ディレクトリ
gerber\
とでもいれておく。入れないとルートに大量のファイルが配置されてしまう。

含めるレイヤー
F.Cu, B.Cu, F.Paste, B.Paste, F.SilkS, B.SilkS, F.Mask, B.Mask, Edge.Cuts

「すべてのレイヤーでプロットする」というところにチェックを入れない。

「ガーバージョブファイルを生成」のチェックを外し、「Protelの拡張子を使用」と「ハンダマスクがない部分のシルク印刷を除去する」はチェック

続いてドリルファイル

こちらは動かす必要なく、ドリルファイルの生成を押す。
gerberフォルダーに11個ファイルがあるのを確認して、gerberフォルダをzipで圧縮。


【JLCPCBへ発注】


Add gerber fileの所にZIPしたファイルをドラッグ。
読み取られたファイルから、基板の裏表が表示される。


Gaber Viewerがあるので開いてみてみる。
Kicadの3Dビューでは、キーボードの穴が開いているのやらだが、しっかりJLCでは確認できる。

発送の方法やら、支払い方法やらを指定してオーダー


$3 1ドル156円と円高でも送料を含めて500円しない・・・どうなっている・・・中国から贈られてくるのに、送料が1ドルしない・・・・。
あとは届くのを待つばかり。

後日談:基板納品後はこちら












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