nRF NFCをやってみる
テストでNFCでデータのやり取りをする環境を整えてみる。
XAIOの裏面にNFCの端子が出ていて、ここにアンテナを接続する。がこのアンテナだけというのは自作でもしないとなかなか手に入りにくい。
でアンテナをどうやっても持ってくるか?手元にFelica用のカードリーダーが余っていたのでそれを転用する事にした。
というのも、欲しいのは、アンテナを構成するL(インダクタ)とLCの共振器を構成するコンデンサの部分だけ。
村田製作所のHPより。
大抵の場合はNXP社製のICがNFC用のICとして使われていて、LCからなるLPFがあって、その後にアンテナのL(回路でとぐろを巻いている部分)とアンテナ本体にあたる。急進を得るためのL部分とキャパシタンスからなる。アンテナと言ってもLのとぐろを巻いているところだけ付けても動かない。LCとの共振回路を成すためにCが必要。
上の図でいうとTXという文字がある部分にXAIOのアンテナ端子を接続するようにすればOKで、この基板に載っているNFCICのアンテナ接続用のピンから先を転用する。
アンテナとキャパシタンスは共振周波数が合うように設計されているので、これを個別にもってこようとすると大変なので、そのまま転用する。キャパシタンスはともかく、PCB基板上に設けられたLはどれだけの値か?と把握する事は難しいので、コンデンサーも基板の上のものを使う。
LCフィルタはなくても質の問題だけで動くはず。
大き目の表面実装部品が、フィルタのインダクタで2つならんでいるので、その入り口に半田で接続。一応、NFCの制御IC(NPX社のものが積んであった)からのパターンはカッターで切断した。またGNDを接続してやる。テスターを当ててやると、別のパターンの大きな所がGNDと同電位で導通していたのでそちらに半田してやりブレッドボードのGNDに接続。
XAIO側には、極性は関係がないので、半田してケーブルをひきました(
(赤と黒の線)。13.56MHzの信号が通るので一応長さとかできればよじるとか?同軸を使うとかした方が本来はよのかも・・・。
(赤と黒の線)。13.56MHzの信号が通るので一応長さとかできればよじるとか?同軸を使うとかした方が本来はよのかも・・・。
....\examples\nfc\record_textというサンプルがあるので、myprojectsにでもコピーしてコンパイルして書き込む(size=”0x04”の問題を修正するのと、CUSTOMボードにするぐらいの編集(カスタムに変えなくても動くがLEDが付かないぐらい)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nxp.taginfolite&hl=ja&gl=US
から”NXP TagInfo”というアプリをスマホにダウンロード。
アンテナの上にかざしてやると、3か国でHelloが無事に表示される。
他にも、タイプとしてU、URLを送信するサンプル、自動でスマホアプリを立ち上げるサンプルが含まれているが、いずれも動作を確認することができた。
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